加瀬邦彦(読み)かせくにひこ

知恵蔵mini 「加瀬邦彦」の解説

加瀬邦彦

日本の音楽家。1941年3月6日、東京都生まれ。63年にバンド「ザ・スパイダース」に3カ月在籍し、その後、66年まで「寺内タケシブルージーンズ」でギターを担当。同年にグループサウンズの4人組バンド「ザ・ワイルドワンズ」を結成し、デビューシングル「想い出の渚」がヒットした。71年のバンド解散後は作曲家や音楽プロデューサーとして活躍し、沢田研二の代表曲「危険なふたり」「TOKIO」を始め、多くのミュージシャン楽曲を提供。81年にはワイルドワンズを再結成し、その後、バンド「加山雄三&ハイパーランチャーズ」のプロデューサーも務めた。2014年に下咽頭がんと診断されて以降は療養生活を送っていたが、15年4月20日に死去。享年74。

(2015-4-23)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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