加藤金右衛門(読み)かとう きんえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加藤金右衛門」の解説

加藤金右衛門 かとう-きんえもん

?-? 江戸時代中期の器械職人。
紀伊(きい)和歌山の人。8代将軍徳川吉宗にまねかれ,革製の天体観測用の渾天儀(こんてんぎ)をつくる。のちこれを簡略化した簡天儀は,幕末まで天文台でつかわれた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例