デジタル大辞泉 「労労じ」の意味・読み・例文・類語 ろうろう・じ〔ラウラウじ〕【労労じ】 [形シク]《「ろうろうし」とも》1 物慣れている。物事に巧みである。「何事にも―・じくおはせし御心ばへなりしかば」〈源・幻〉2 才たけて情感が豊かである。「心の―・しきこと世に聞こえ高くて」〈宇津保・俊蔭〉3 上品で美しい。「かたち清らに―・しく、年わかきを見給ひて」〈宇津保・忠こそ〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例