労労じ(読み)ロウロウジ

デジタル大辞泉 「労労じ」の意味・読み・例文・類語

ろうろう・じ〔ラウラウじ〕【労労じ】

[形シク]《「ろうろうし」とも》
物慣れている。物事に巧みである。
何事にも―・じくおはせし御心ばへなりしかば」〈・幻〉
才たけて情感が豊かである。
「心の―・しきこと世に聞こえ高くて」〈宇津保・俊蔭〉
上品で美しい
「かたち清らに―・しく、年わかきを見給ひて」〈宇津保・忠こそ〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む