労労じ(読み)ロウロウジ

デジタル大辞泉 「労労じ」の意味・読み・例文・類語

ろうろう・じ〔ラウラウじ〕【労労じ】

[形シク]《「ろうろうし」とも》
物慣れている。物事に巧みである。
何事にも―・じくおはせし御心ばへなりしかば」〈・幻〉
才たけて情感が豊かである。
「心の―・しきこと世に聞こえ高くて」〈宇津保・俊蔭〉
上品で美しい
「かたち清らに―・しく、年わかきを見給ひて」〈宇津保・忠こそ〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む