勅封の蔵(読み)ちょくふうのくら

精選版 日本国語大辞典 「勅封の蔵」の意味・読み・例文・類語

ちょくふう【勅封】 の 蔵(くら)

  1. 勅封してみだりに開閉することを許さない蔵。奈良東大寺正倉院の類。
    1. [初出の実例]「彼是卿相云、今暁東大寺勅封御倉匙大監物惟忠申給馳参云々」(出典:小右記‐寛仁三年(1019)九月二九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android