…インド,西域においてこの称号が行われていたことは《出三蔵記集》などに見えるが,中国では北斉の法常がうけたのを最初とし,朝鮮や日本でも行われた。生存中に与えられるのを特賜(です),死後におくられるのを勅諡(ちよくし)という。日本では,1311年(応長1)円爾弁円が〈聖一国師〉,20年(元応2)約翁徳倹が〈仏灯大光国師〉の号をうけたのがそれぞれ勅諡・特賜の先例である。…
※「勅諡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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