大師号(読み)ダイシゴウ

デジタル大辞泉 「大師号」の意味・読み・例文・類語

だいし‐ごう〔‐ガウ〕【大師号】

朝廷から贈与される大師称号

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精選版 日本国語大辞典 「大師号」の意味・読み・例文・類語

だいし‐ごう‥ガウ【大師号】

  1. 〘 名詞 〙 高僧に対して、朝廷から贈られる大師の尊号。→大師[ 一 ]
    1. [初出の実例]「彼の国の天皇、寂照を帰依して大師号を給て、円通とぞ」(出典:今昔物語集(1120頃か)一九)

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世界大百科事典(旧版)内の大師号の言及

【諡】より

…1333年(元弘3)6月,贈太政大臣で,すでに出家していた藤原師賢は,文貞公という諡を賜ったが,これはまったく異例に属している。 僧侶の場合の諡には,法名風諡,大師号,国師号などがあった。法名風のものとしては,867年(貞観9)に壱演に慈済と謚したのに始まるが,その数は歴史を通じて数名に過ぎなかった。…

※「大師号」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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