勝沼ワイン(読み)かつぬまわいん

事典 日本の地域ブランド・名産品 「勝沼ワイン」の解説

勝沼ワイン[酒類]
かつぬまわいん

北陸甲信越地方、山梨県の地域ブランド。
主に甲州市勝沼地区で生産されている。勝沼は甲府盆地の東に位置し、扇状地の広がる同地区は水はけがよく、盆地特有の寒暖差が大きい気候のためぶどうづくりに適しているという。勝沼のワイン製造の歴史は古く、1877(明治10)年、祝村下岩崎(現・甲州市勝沼町下岩崎)に大日本山梨葡萄酒会社が創設され、本格的な葡萄酒醸造が開始された。この時代の醸造品種は、白ワインに甲州ぶどう、赤ワインにはアジロンダックという品種が使用されていた。現在は、甲州ぶどうの他にヨーロッパ系の醸造品種などから、30社以上の醸造会社で多種類のワインが醸造されている(国内醸造量の約25%)。国内外で開催されるワインコンクールの場で高い評価を受けている。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む