勝迎(読み)かちむかい

精選版 日本国語大辞典 「勝迎」の意味・読み・例文・類語

かち‐むかい‥むかひ【勝迎】

  1. 〘 名詞 〙 負けたほうが勝ったほうの者を迎えてもてなすこと。
    1. [初出の実例]「初めは法皇御負けなれば、御かちむかひに、上達部みな五節のまねをして〈略〉『思ひの津に船のよれかし』とはやしてまゐる」(出典:増鏡(1368‐76頃)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android