勢屯町(読み)せいだまるまち

日本歴史地名大系 「勢屯町」の解説

勢屯町
せいだまるまち

[現在地名]佐賀市白山しらやま二丁目

もと町を北へ折れ、白山町の東の小さな町。すでに慶長年間(一五九六―一六一五)に設けられている。軍勢を集結させる「勢屯」から名付けられたものであろう。鉤形街路に沿っている。嘉永七年(一八五四)の竈帳によれば実竈数四四、人口は男一〇四人、女一〇〇人で計二〇四人。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android