街路(読み)ガイロ

世界大百科事典 第2版の解説

都市内にある道路を総称するが,狭には,都市計画において都市施設として定められた道路をいう。日本の都市計画法では,その種別を機能に応じて,自動車専用道路,幹線街路,区画街路および特殊街路に分けている。街路は人や車の交通路としての役割に加え,通風採光など快適な生活環境を確保する機能,都市防災上の機能,電気,電話,上・下水道ガスなどの各種都市施設を収容する空間としての機能,さらには,街区を構成し,市街地秩序ある発展を誘導する機能など,多面的な機能をもっている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

都市内における道路の総称で、とくに地方部にある道路と区別してよぶときに用いる名称。街路の特徴としては、交通機能としての役割はもとより、都市のオープンスペースとしての空間、供給処理施設の収容空間を供給するとともに、とくに沿道宅地へのサービス機能が卓越している。街路網の形態は、都市の発展、規模、地形により異なるが、放射環状形、格子形、梯子(はしご)形、斜線形、合成形に大別される。[吉川和広]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① 市街の道路。町なかの道。
※続日本紀‐宝亀一一年(780)一二月甲辰「比来無知百姓、搆合巫覡、妄崇淫祀、蒭狗之設、符書之類、百方作恠、填溢街路、前事求福、還渉厭魅
※玉塵抄(1563)五三「朝廷の前宮闕の馬場に、街路の両方に槐をなみうえらるるぞ」 〔白居易‐晩帰府詩〕
② 市街地または都市計画区域内の幅員四メートル以上の公道。交通の目的のほかに、沿道の建築物に対する採光、通風、防災、景観なども考えて設計された道路。

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