北信郷土叢書(読み)ほくしんきようどそうしよ

日本歴史地名大系 「北信郷土叢書」の解説

北信郷土叢書
ほくしんきようどそうしよ

一二冊 大平喜間多編 北信郷土叢書刊行会 昭和九―一〇年刊

構成 巻一(「朝陽館漫筆」一―六・鎌原桐山著)、巻二(「朝陽館漫筆」七―一二)、巻三(「朝陽館漫筆」一三―一四・安永六年中野騒動史料・往古よりの御裁許書)、巻四(「朝陽館漫筆」一五―一六・藩幣騒擾調書)、巻五(「朝陽館漫筆」一七―二〇・藩幣騒擾調書)、巻六(松代・須坂・中野騒擾風説聞書・「朝陽館漫筆」二一―二二・非土里倭羅飛)、巻七(「一誠斎紀実」真田貫道著・「朝陽館漫筆」二三―二七)、巻八(「日暮硯異本鳥籠(とこ)山彦」「朝陽館漫筆」二八―三二)、巻九(「越奥戦争見聞録」片岡志道著・「朝陽館漫筆」三三―三四)、巻一〇(「越奥戦争見聞録」・「朝陽館漫筆」三五)、巻一一(「越奥戦争見聞録」・「朝陽館漫筆」三六・「家童示訓」)、巻一二(「越奥戦争見聞録」・「朝陽館漫筆」三七)。解説「朝陽館漫筆」は松代藩家老の鎌原桐山の領内伝説地誌藩史に関する見聞随筆集。藩幣騒擾調書は明治三年(一八七〇)の松代騒動に関する藩の正式取調書。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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