日本歴史地名大系 「北宇内村」の解説 北宇内村きたうないむら 福島県:河沼郡会津坂下町北宇内村[現在地名]会津坂下町宇内(うない)東は北流する旧宮(みや)川(鶴沼川)を隔てて青津(あおづ)村、北西は津尻(つじり)村、南は南宇内村で、西は丘陵山地に接する。宇内は上・南・北の三集落があり、高寺(たかてら)山を中心とする古代仏教の盛んな頃、その堂宇のうちであったための地名という。天正一七年(一五八九)七月二三日の伊達政宗知行宛行状(笹気幸助氏所蔵文書)によれば、「宇内道之西」などが家臣某に宛行われている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by