北尾張部村(読み)きたおわりべむら

日本歴史地名大系 「北尾張部村」の解説

北尾張部村
きたおわりべむら

[現在地名]長野市大字北尾張部

西尾張部村の東北に接し、東は小島こじま村・北長池きたながいけ村と南八幡みなみやわた川で境し、西は東和田ひがしわだ村と、南は北長池村・西尾張部村と北八幡川で、北は石渡いしわた村・南堀みなみほり村と境する。

天正一〇年(一五四一)上杉景勝の島津淡路守あての宛行状(上杉年譜)に「三百五十俵 北尾張部」とみえ、当時長沼の島津氏領地であった。天正年間、西尾張部村と一郷であったものが分離独立したものである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android