北海道大小区画沿革表(読み)ほつかいどうだいしようくかくえんかくひよう

日本歴史地名大系 「北海道大小区画沿革表」の解説

北海道大小区画沿革表(大小区画沿革表)
ほつかいどうだいしようくかくえんかくひよう

一三丁 開拓使編 大蔵省 明治一七年刊

解説 明治九年開拓使が定めた管内大小区画(三〇大区・一六六小区)の一覧表。「北海道志」巻一所収。各小区に振仮名付き町村名を列記。ただし一部村落未置の地域がある。摘要欄に明治一二年の全体改定までの町村設置・分合等を記す。大小区画制は、明治五年以降政府の戸籍編成と地方行政制度整備の一環として行われたもの。道内では同五年の函館皮切りに同七年に全道的に展開、施行されたが、同九年九月に改定された。「開拓使事業報告」第一巻「地理」の管轄の部に、施行経過とともにほぼ同様の表を掲載する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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