北石貫村
きたいしぬきむら
[現在地名]玉名市石貫
小岱山の東南麓にあり、東境を繁根木川が流れ、安世寺川が合流する。北は河床村、南は石貫村に接する。繁根木川沿いに玉名経由の豊前街道が通り、七里の里数木がある。中世には菊池氏の崇敬を受けた太平寺・安世寺があった。
慶長一三年(一六〇八)の検地帳によれば田一七町四反四畝余・畠一三町一反九畝余・屋敷二五筆、分米三一〇石、家数七〇・人数五〇、牛一三・馬一、上木数四六。内田手永に属した。元禄国絵図・「国誌」とも石貫村の内と注記する。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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