デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北見星月」の解説 北見星月 きたみ-せいげつ ?-? 江戸時代後期の和算家。佐渡(新潟県)の人。下野(しもつけ)宇都宮で空一流をおさめ,江戸にでて市瀬惟長に最上(さいじょう)流をまなぶ。文政2年(1819)「北見算集」をあらわす。のち帰郷して阿都摩(あずま)勇と称し,医業をいとなみ,金山の役人もつとめた。韻学,悉曇(しったん)学にも通じ,「あしかなへ」「悉曇正解」などの著作がある。名は衛。通称は都矩。別号に霽月,桂廼舎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例