北野吉内(読み)キタノ キチナイ

20世紀日本人名事典 「北野吉内」の解説

北野 吉内
キタノ キチナイ

大正・昭和期の新聞記者 東京朝日新聞取締役。



生年
明治25(1892)年3月10日

没年
昭和31(1956)年3月15日

出生地
山形市

旧姓(旧名)
佐藤

学歴〔年〕
東京外国語学校英語科〔大正3年〕卒

経歴
大正5年北野量子と結婚、北野姓となった。ジャパンアドバイザー・万朝報を経て同年末東京朝日新聞社に入り、アサヒグラフ編集部、整理部次長から15年ニューヨーク特派員、昭和4年8月ドイツの飛行船ツェッペリン伯号が訪日した際、同号に乗って報道した。大阪朝日社会部長、東京社会部長、整理部長兼論説委員、編集局次長、大阪朝日編集局長兼記事審査部長、15年取締役、17年東京編集総務、18年編集副総長、20年総合計画室主幹、同年11月退社。23年公職追放、26年解除、27年東京イブニング・ニュース顧問、29年アサヒイブニング・ニュース取締役となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北野吉内」の解説

北野吉内 きたの-きちない

1892-1956 大正-昭和時代の新聞記者。
明治25年3月10日生まれ。東京朝日新聞社にはいり,大正15年から昭和4年までニューヨーク特派員。4年の帰国に際し,ドイツの飛行船ツェッペリン号に搭乗して報道にあたる。18年編集副総長。戦後朝日イブニング・ニュース社取締役。昭和31年3月15日死去。64歳。山形県出身。東京外国語学校(現東京外大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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