北長柄小路(読み)きたながえこうじ

日本歴史地名大系 「北長柄小路」の解説

北長柄小路
きたながえこうじ

[現在地名]柳川市北長柄町

細工さいく町の西に並行する南北の通り両側に沿った区域。北は東魚屋ひがしうおや町の内の南北の通りにつながる。西側は御家中との間の堀。正保二年(一六四五)の立花忠茂書状(「柳川御留守居衆へ御書控」立花家文書)には細工町の裏に「鉄炮之者」「長柄之者」が居住しているとある。南に続く南長柄小路と合せて長柄小路と称されることも多かった。長さ五七間余・道幅二間(柳川惣町図)。寛政三年(一七九一)の町小路絵図には北長柄小路の名称が認められ、間口が狭く、奥行のある細長い屋敷割がなされている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android