間口(読み)マグチ

精選版 日本国語大辞典 「間口」の意味・読み・例文・類語

ま‐ぐち【間口】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 家屋や地所などの前方に面している部分の幅。表口。⇔奥行き
    1. [初出の実例]「実(げに)や月間口千金の通り町〈芭蕉〉 爰に数ならぬ看板の露〈二葉子〉」(出典:俳諧・江戸通り町(1678)四吟哥僊)
  3. 事業や研究の領域。「間口をひろげる」
    1. [初出の実例]「相変らず博文館で筆を執って居たが、それでも間口(マグチ)は段々広くなると見えて」(出典:駒のいななき(1916)〈巖谷小波〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「間口」の読み・字形・画数・意味

【間口】かんこう

むだ話。

字通「間」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android