精選版 日本国語大辞典「間口」の解説
ま‐ぐち【間口】
〘名〙
※俳諧・江戸通り町(1678)四吟哥僊「実(げに)や月間口千金の通り町〈芭蕉〉 爰に数ならぬ看板の露〈二葉子〉」
② 事業や研究の領域。「間口をひろげる」
※駒のいななき(1916)〈巖谷小波〉一「相変らず博文館で筆を執って居たが、それでも間口(マグチ)は段々広くなると見えて」
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