日本歴史地名大系 「北門筋」の解説 北門筋きたもんすじ 高知県:高知市高知城下郭中北門筋[現在地名]高知市永国寺(えいこくじ)町北与力(きたよりき)町の北、郭中(かちゆう)最北部に位置する東西一町二五間の町(高知市沿革略志)。高知城北門へ続くのでこの名がついた。古くには東部は武家屋敷地で、西部は内堀が北門近くまで続いていたという。正保年間(一六四四―四八)の高知城絵図には町名はみえず、侍屋敷とのみみえる。天保一二年(一八四一)の城下町絵図にも町名はみえないが、西部の上(かみ)ノ橋(はし)筋と交差する地の南西角に、幕末期守旧派で奉行職となった桐間蔵人の邸がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by