匹田以正(読み)ひきた これまさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「匹田以正」の解説

匹田以正 ひきた-これまさ

?-? 江戸時代前期の神道学者。
京都平野神社の神職に神道をまなぶ。著作に寛文8年(1668)刊の「神風記」など。通称は小右衛門。号は与壌軒。姓は疋田ともかき,名は「もちまさ」ともよむ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の匹田以正の言及

【神道名目類聚抄】より

…6巻。吉田神道の匹田以正(ひきたもちまさ)の撰かとみられているが不詳。1699年(元禄12)6月城西野殿某の序があり,1702年京都にて刊行,14年(正徳4)再刊,以後本書を利用した書が多い。…

※「匹田以正」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android