十五(読み)じゅうご

精選版 日本国語大辞典 「十五」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐ごジフ‥【十五】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 数の名。一〇に五を加えた数。
    1. [初出の実例]「御くるまごめに十五、四つは尼の車、一の御車は唐車なり」(出典:枕草子(10C終)二七八)
  3. 一五歳。
    1. [初出の実例]「おもしろの駒は、十四にて婿取りて、十五にて産み給へりける」(出典:落窪物語(10C後)四)
    2. [その他の文献]〔春秋穀梁伝‐文公一二年〕
  4. じゅうごや(十五夜)」の略。
    1. [初出の実例]「十五にも居ぬと十三にも居ない」(出典:雑俳・柳多留‐七(1772))
    2. [その他の文献]〔梁簡文帝‐当壚曲〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android