精選版 日本国語大辞典 「十五」の意味・読み・例文・類語
じゅう‐ごジフ‥【十五】
- 〘 名詞 〙
- ① 数の名。一〇に五を加えた数。
- [初出の実例]「御くるまごめに十五、四つは尼の車、一の御車は唐車なり」(出典:枕草子(10C終)二七八)
- ② 一五歳。
- [初出の実例]「おもしろの駒は、十四にて婿取りて、十五にて産み給へりける」(出典:落窪物語(10C後)四)
- [その他の文献]〔春秋穀梁伝‐文公一二年〕
- ③ 「じゅうごや(十五夜)」の略。
- [初出の実例]「十五にも居ぬと十三にも居ない」(出典:雑俳・柳多留‐七(1772))
- [その他の文献]〔梁簡文帝‐当壚曲〕