デジタル大辞泉 「十方暮れ」の意味・読み・例文・類語 じっぽう‐ぐれ〔ジツパウ‐〕【十方暮れ】 1 暦注の一。甲申きのえさるから癸巳みずのとみまでの10日間の称。この間は十方の気がふさがり、万事に凶とされる。2 空がどんよりと曇っていて暗いこと。途方に暮れることの形容にも用いる。「鞍坪に伝ふ涙の―、泣く泣く引かれ行く姿」〈浄・大経師〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例