十方暮れ(読み)ジッポウグレ

デジタル大辞泉 「十方暮れ」の意味・読み・例文・類語

じっぽう‐ぐれ〔ジツパウ‐〕【十方暮れ】

暦注の一。甲申きのえさるから癸巳みずのとみまでの10日間の称。この間は十方の気がふさがり、万事に凶とされる。
空がどんよりと曇っていて暗いこと。途方に暮れることの形容にも用いる。
「鞍坪に伝ふ涙の―、泣く泣く引かれ行く姿」〈浄・大経師

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む