暦注(読み)レキチュウ

世界大百科事典 第2版の解説

れきちゅう【暦注】

暦に記載されている日時,方角の吉凶禍福に関する事項をいう。そのほとんどは暦注とともに大陸から伝来したもので歴史は古い。初め暦は上層階級の専有物で,暦注もその人たちだけの利用するものであったが,やがて頒暦の普及とともに一般庶民にも深く浸透していった。平安時代以来,暦注に関することは安倍家(土御門とも称する)と賀茂家の家職であり,両家に秘伝として継承されてきたが,両家の解釈にも相違があり土御門泰邦もみずからそれを指摘し,そのようなことは本来あるべきでないといっていた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

れきちゅう【暦注】

古暦で、日付など暦の本体の下に、二段に分けて記される注記事項。中段には十二直、下段にはさまざまな日の吉凶に関する事項が書かれる。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

今日のキーワード

夏至

二十四節気の一つであるが,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) の四季の中央におかれた中気。夏至は太陰太陽暦の5月中 (5月の後半) のことで,太陽の黄経が 90°に達した日 (太陽暦の6月 ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

暦注の関連情報