十日の雨土塊を破らず(読み)とおかのあめつちくれをやぶらず

精選版 日本国語大辞典 「十日の雨土塊を破らず」の意味・読み・例文・類語

とおか【十日】 の 雨(あめ)土塊(つちくれ)を=破(やぶ)らず[=動(うご)かさず]

  1. 一〇日ごとぐらいに雨が降るのは自然であり、農作をさまたげるものではない。すべてが順調で世の中が太平なことのたとえにいう。五風十雨
    1. [初出の実例]「世を治め給ふ事天に叶ひ、地に随ひしかば、五日の風枝を鳴らさず。十日の雨(アメ)(ツチクレ)を破事なし」(出典太平記(14C後)三二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 五日 十日

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む