精選版 日本国語大辞典 「十日」の意味・読み・例文・類語 とお‐かとを‥【十日】 〘 名詞 〙① 日の数の、一〇。また、一〇日間。[初出の実例]「日々(かが)並(な)べて 夜には九夜(ここのよ)日には登袁加(トヲカ)を」(出典:古事記(712)中・歌謡)「ただとうかにだにたらぬ程に」(出典:栄花物語(1028‐92頃)松の下枝)② 暦の月の初めから一〇番目の日。[初出の実例]「さおととしのきさらきの十日比に」(出典:竹取物語(9C末‐10C初)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「十日」の読み・字形・画数・意味 【十日】じゆう(じふ)じつ 十個の太陽。〔淮南子、本経訓〕堯(げう)の時に至るに(およ)んで、十日竝び出で、禾稼(くわか)を焦(こ)がし、木を(から)し、民、する無し。~堯乃ち(げい)をして、~上(かみ)十日を射しめ、~民皆喜び、堯を置きて以て天子と爲す。是(ここ)に於て天下、廣狹・險易・、始めて里り。字通「十」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報