十返の花(読み)とかえりのはな

精選版 日本国語大辞典 「十返の花」の意味・読み・例文・類語

とかえり【十返】 の 花(はな)

  1. 千年を経て松に咲く花。転じて、松の花。また、長い年月を祝うことばとして用いる。とかえりばな。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「松が枝にかかるよりはや十かへりの花とぞさける春の藤浪〈足利義満〉」(出典:新後拾遺和歌集(1383‐84)春下・一五二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む