千夜(読み)チヨ

デジタル大辞泉 「千夜」の意味・読み・例文・類語

ち‐よ【千夜】

千の夜。数多くの夜。
「秋の夜の―を一夜になずらへて八千夜し寝ばやあく時のあらむ」〈伊勢・二二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「千夜」の意味・読み・例文・類語

ち‐よ【千夜】

  1. 〘 名詞 〙 数多くの夜。
    1. [初出の実例]「さ寝ぬ夜は千夜(ちよ)もありともわが背子が思ひ悔ゆべき心は持たじ」(出典万葉集(8C後)一一・二五二八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android