千日回峰行

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

千日回峰行

比叡山の峰や谷を7年かけて計1千日巡り、礼拝する厳しい修行山川草木などあらゆるものに仏の姿を感じながら歩く距離は地球1周分(約4万キロ)。修行を始めてから700日を超えると9日間、食事や水、睡眠を断って不動真言を10万回唱える「堂入り」の行が課される。その後は山中だけでなく、京都市内でも礼拝する。満行すると、行者大阿闍梨と称され土足宮中に参内することが許されてきた。

(2013-09-24 朝日新聞 朝刊 1社会)

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知恵蔵miniの解説

千日回峰行

天台宗総本山・比叡山延暦寺に伝わる比叡山の山中などで行われる荒行。平安時代から続いている修行で、比叡山の礼拝場所などを巡り約4万キロを歩く。修行700日を終えた後には9日間、食事や水を断ち不眠不臥(ふが)で不動明王真言を10万回唱え続ける「堂入り」を行う。これを終えた行者は「當行満阿闍梨(とうぎょうまんあじゃり)」と称され、生き仏として信仰を集める。その後2年間修行を続け、すべての修行を終えるまで7年間、1000日を要する。2015年10月21日未明、同寺一山善住院の釜堀浩元住職が、8年ぶり・戦後13人目となる「堂入り」を終えた。

(2015-10-23)

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