千歳鉱山(読み)ちとせこうざん

日本歴史地名大系 「千歳鉱山」の解説

千歳鉱山
ちとせこうざん

支笏しこつ湖の南西美笛びふえ川上流域の現美笛で昭和一一年(一九三六)から同六一年まで稼働していた金鉱山。同一一年一〇月に中島商事会社によって千歳鉱山株式会社が創設され、金・銀の採掘を開始。鉱山町には同年一一月に千歳鉱山特別教授所、同一三年二月に美笛郵便局が開設された。同一四年一二月に製錬所も完成していたが、同一八年に保坑鉱山に指定され休山状態となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 三菱金属 資本

最新 地学事典 「千歳鉱山」の解説

ちとせこうざん
千歳鉱山

Chitose mine

北海道千歳市美笛にあった浅熱水性金・銀鉱脈鉱床。中新~鮮新世のデイサイト質火砕岩類・変質安山岩溶岩~火砕岩類・泥岩と,貫入岩類(デイサイト・安山岩)および第四紀火山噴出物からなる。E-W系・NE-SW系・NW-SE系の約40条の鉱脈が20km×5kmの範囲に分布。福神沢鉱床・舞鶴鉱床・東部鉱床に分かれ,主要鉱脈はE-W系の大黒三号(福神沢)や舞鶴本(舞鶴)。K-Ar年代はアデュラリア4.7Ma, セリサイト3.6Ma。鉱石鉱物は自然金・輝銀鉱・ポリバス鉱・濃紅銀鉱のほか,黄銅鉱・閃亜鉛鉱・方鉛鉱などで銀黒を形成。脈石鉱物は石英・アデュラリア・方解石・緑泥石・セリサイト。1933年発見。36年(開山)~86年(閉山)の産出粗鉱量170万t, 産出金属量Au21t, Ag86t。

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