千苅新田(読み)せんがりしんでん

日本歴史地名大系 「千苅新田」の解説

千苅新田
せんがりしんでん

[現在地名]田上町千刈新田せんがりしんでん

加茂川下流右岸沿いに開けた村で、南は坂田さかた村・石田いしだ新田、東は河舟川かわふねがわ村。元禄一二年(一六九九)の新田開発年限届出帳(新発田市立図書館蔵)によれば慶安元年(一六四八)に開発立村とあるが、これ以前の正保国絵図みえ、一六石余とある。寛文七年(一六六七)と推定される御領内見分之書付(貴船家文書)によれば物成高三九石九斗余、家数一五・人数八三。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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