入山(読み)ニュウザン

デジタル大辞泉 「入山」の意味・読み・例文・類語

にゅう‐ざん〔ニフ‐〕【入山】

[名](スル)
山にはいること。「気象観測のために入山する」
僧が修行または住職となるために寺にはいること。「本寺入山する」

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精選版 日本国語大辞典 「入山」の意味・読み・例文・類語

にゅう‐ざんニフ‥【入山】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 山にはいること。また特に、鉱山作業のために現場にはいること。
  3. 釈迦が修行のために城を出て雪山にはいったこと。また、僧が修行または住職となるために寺にはいること。入寺。
    1. [初出の実例]「文殊現者人身入山」(出典入唐求法巡礼行記(838‐847)三)

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普及版 字通 「入山」の読み・字形・画数・意味

【入山】にゆう(にふ)ざん

山林に隠居する。唐・韓宰相に上(たてまつ)る書〕彼惟だ山に入るの深からず、林に入るの密ならざるをる。其の影消息)昧昧(まいまい)として、惟だ人に聞かれんことをるるなり。

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