千葉掬香(読み)チバ キクコウ

20世紀日本人名事典 「千葉掬香」の解説

千葉 掬香
チバ キクコウ

明治〜昭和期の翻訳



生年
明治3年6月26日(1870年)

没年
昭和13(1938)年12月27日

出生地
東京市

本名
千葉 鉱蔵

学歴〔年〕
青山学院卒,エール大学卒

経歴
青山学院卒業後、米国ドイツに留学。帰国後、早稲田大学教鞭を執った。明治40年代に戯曲の翻訳に取り組み、メーテルリンクの「莟の花」、イブセンの「蘇生の日」「建築師」「ヘダ・ガブラア」などの作品を「明星」「心の花」に発表、のち訳書として刊行された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「千葉掬香」の解説

千葉掬香 ちば-きくこう

1870-1938 明治-昭和時代前期の翻訳家。
明治3年6月26日生まれ。アメリカ,ドイツ留学後,早大でおしえた。戯曲の翻訳にとりくみ,訳書にイプセンの「建築師」「蘇生の日」などがある。昭和13年12月27日死去。69歳。東京出身。青山学院卒。名は鉱蔵。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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