卑汚(読み)ひお

精選版 日本国語大辞典 「卑汚」の意味・読み・例文・類語

ひ‐お‥ヲ【卑汚・鄙汚】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 性格などが卑しく、下賤であること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「何事かをれを卑汚なとは云わしもぞ」(出典:史記抄(1477)一八)
    2. [その他の文献]〔柳宗元‐懲咎賦〕
  3. ( ━する ) いやしめ、けがすこと。見下げること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「婦女を卑汚し人身を売買するを見聞し」(出典:佳人之奇遇(1885‐97)〈東海散士〉一四)
    2. [その他の文献]〔史記‐日者伝〕
  4. いやしくきたないこと。いやしくよごれたもの。
    1. [初出の実例]「故に代理者の為めに公等の代理させざる事迄代理され、鄙汚を代理され」(出典:一年有半(1901)〈中江兆民〉附録)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む