南京返(読み)なんきんがえし

精選版 日本国語大辞典 「南京返」の意味・読み・例文・類語

なんきん‐がえし‥がへし【南京返】

  1. 〘 名詞 〙 南京染に染めかえすこと。南京風にならって染めかえすこと。またそのもの。
    1. [初出の実例]「息子かぶのきんきんは、本田あたまに銀きせる、黒羽二重に南きんかへし」(出典:滑稽本・当世杜撰商(1778)辻供)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む