南原地新田(読み)みなみはらちしんでん

日本歴史地名大系 「南原地新田」の解説

南原地新田
みなみはらちしんでん

[現在地名]小見川町南原地新田

羽根川はねがわ村の南に位置する。寛保二年(一七四二)より進められた大根塚おおねつか野二一五町余の開発により成立(木内神社文書)。同三年小見川村名主岡野新八が請負となり、この岡野の文字より小見川原地新田平野ひらの(のちの北原地新田)、小見川原地新田平岡ひらおか(のちの南原地新田)が開かれた。延享期(一七四四―四八)検地では両新田合せて反別九七町七反余で、平岡村幕府領とされ、家数三四(香取郡誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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