南堀江二丁目(読み)みなみほりえにちようめ

日本歴史地名大系 「南堀江二丁目」の解説

南堀江二丁目
みなみほりえにちようめ

[現在地名]西区南堀江一―二丁目

南堀江一丁目の西に続く町で、北面する堀江川には東から隆平りゆうへい橋・賑江しんえ橋が架かる。元禄一三年(一七〇〇)の三郷水帳寄帳では屋敷数一三・役数二四役で、うち年寄分一役が無役。年寄は記されない。当町には讃岐国問屋・唐和薬種巻物反物問屋があったが(延享版「難波丸綱目」)北堀江同様に藍玉問屋や仲買が多く、文化六年(一八〇九)には組行司・阿波屋与兵衛のほか三人の藍玉仲買の名前が確認できる(御国産藍玉仲買名前帳「南北堀江誌」所収)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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