南小町村(読み)みなみこまちむら

日本歴史地名大系 「南小町村」の解説

南小町村
みなみこまちむら

[現在地名]鴨川市南小町

上小原かみこばら村の北西加茂かも川の中流域に位置し、長狭ながさ道が通る。現長南ちようなん町の笠森かさもり寺が所蔵する天正一〇年(一五八二)六月八日の観音堂須弥壇枠板墨書銘に「長狭村小町」とみえ、当地住人の佐藤弥太郎が笠森観音に参詣し、願掛けをしている。同一四年にも参詣している(同枠板墨書銘)。江戸時代初期までは北小町村とともに小町村と称した。慶長二年(一五九七)の安房国検地高目録に小町村とあり、高一千六〇二石余(うち田方一千三〇石余)、里見氏直轄領。同年の小町村并小原村境裁決状写(南小町区有文書)によると、両村の不明確だった境界を定めており、そのとき小町村へ付いたのは長原ながはら村・玉川たまがわ村・あいか村・石畠いしばたけ村・こみたさわ村の五ヵ所とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む