南山手町(読み)みなみやまてまち

日本歴史地名大系 「南山手町」の解説

南山手町
みなみやまてまち

[現在地名]長崎市南山手町・まつ枝町えまち相生町あいおいまち浪の平町なみのひらまち東琴平ひがしことひら一丁目など

大浦おおうら町の南西にある。もとは戸町とまち大浦郷の地先海面で、安政六年(一八五九)より万延元年(一八六〇)にかけて埋立て東山手・南山手として開かれ、文久三年(一八六三)外国人居留地に編入、南山手町と称した。明治八年(一八七五)当時は地所三五ヵ所・四万五千坪(居留地地区別明細)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android