南窓(読み)なんそう

精選版 日本国語大辞典 「南窓」の意味・読み・例文・類語

なん‐そう‥サウ【南窓・南牕】

  1. 〘 名詞 〙 南にあるまど。南向きのまど。
    1. [初出の実例]「愛日南窓明又暖、穏乗朝気楞伽」(出典:済北集(1346頃か)三・漫興)
    2. [その他の文献]〔陶潜‐帰去来辞〕

みなみ‐まど【南窓】

  1. 〘 名詞 〙 南側の窓。南むきの窓。
    1. [初出の実例]「南窓(ミナミマド)のほとり、お俊団扇にはたはたと蚊を払ひながら」(出典:いさなとり(1891)〈幸田露伴〉二四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android