南谷地小路町(読み)みなみやちこうじまち

日本歴史地名大系 「南谷地小路町」の解説

南谷地小路町
みなみやちこうじまち

[現在地名]米沢市城南じようなん二―三丁目

馬場ばば町・膳仲ぜんちゆう町の南に位置する上級家臣屋敷町。東は門東もんとう町、西は膳仲町に接する東西の道の両側町。戸狩殿とかりどの町ともいった(米府鹿子)。享保一〇年(一七二五)の城下絵図、同年の城下書上には谷地小路町と載り、町の長さ二三一間・道幅三間余・屋敷数三一。ほかに南北に長さ三三間・道幅四間半・屋敷数二の横町があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android