南金納村(読み)みなみかんのむら

日本歴史地名大系 「南金納村」の解説

南金納村
みなみかんのむら

[現在地名]柳川市西蒲池にしかまち東蒲池ひがしかまち

蒲池村の北にある。三潴みづま郡に属し、柳川藩領。東は久留米藩領の同郡金納村、北は同藩領同郡小坂井こざかい(現大川市)など。元禄国絵図・天保郷帳などでは南金納村と記される。慶長九年(一六〇四)には金納村六六石余が蒲池村の土器師(家長氏)に宛行われている(「宮川丹波他二名連署知行村付状」家長家文書)。元和七年(一六二一)の郡村帳には金納村とあり、玄蕃高一五三石余、小物成は野手米一斗余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android