精選版 日本国語大辞典 「卦体・怪態・怪体」の意味・読み・例文・類語
け‐たい【卦体・怪態・怪体】
※天理本狂言・居杭(室町末‐近世初)「ちとこなたのおけたいを見まらせうと云」
[2] 〘形動〙
① (「けたい(卦体)が悪い」の略) いまいましいさま。しゃくにさわるさま。
② (「きたい(希代)」の変化した語とも) 奇妙なさま。不思議なさま。けったい。
※浄瑠璃・夏祭浪花鑑(1745)四「夫ならば行てこまそ。けたいな事じゃと走行」
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