印華布(読み)いんかふ

精選版 日本国語大辞典 「印華布」の意味・読み・例文・類語

いん‐かふ‥クヮフ【印華布】

  1. 〘 名詞 〙 更紗(サラサ)のことを中国で、イヌ‐ホワ‐プーと呼んだ、その音に当てた呼称。とくにインド更紗をいう場合が多い。
    1. [初出の実例]「印華布褂 紋紅藍さし色、裏白綸子」(出典:随筆・睡余小録(1807))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の印華布の言及

【更紗】より

…佐羅紗,皿紗,佐良左とも記し,紗羅染(しやむろぞめ),華布,印華布ともいう。特に金箔,金泥を施したものを金華布,金更紗と呼称する。…

※「印華布」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む