厚皮(読み)アツカワ

デジタル大辞泉 「厚皮」の意味・読み・例文・類語

あつ‐かわ〔‐かは〕【厚皮】

[名・形動]
皮の厚いこと。また、その皮。
《面の皮の厚い意から》厚かましいこと。また、そのさま。恥知らず。厚顔こうがん
「平気でこんな事が出来る程―な女ではない」〈小山内大川端

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精選版 日本国語大辞典 「厚皮」の意味・読み・例文・類語

あつ‐かわ‥かは【厚皮】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 厚い皮。
    1. [初出の実例]「さて其の上を、厚皮のしかも大さう丈夫な皮で包んで」(出典:志都の岩屋講本(1811)下)
  3. ( 形動 ) 面(つら)の皮が厚くて、恥を恥とも感じないこと。また、そのようなさま。鉄面皮。あつかわづら。
    1. [初出の実例]「誠にあつかはなるしょさ、どふもいへぬ儀式どもなり」(出典:仮名草子・都風俗鑑(1681)二)

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