原一郎(読み)ハラ イチロウ

20世紀日本人名事典 「原一郎」の解説

原 一郎
ハラ イチロウ

大正・昭和期の評論家,翻訳家 元・早稲田大学理工学部教授。



生年
明治35(1902)年8月5日

没年
昭和59(1984)年1月31日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京帝大英文科卒

経歴
翻訳家として「詩と詩論別冊の「現代英文学評論」にJ.A.リチャーヅの「詩の分析」を訳出。昭和12年「現代詩の諸問題」を発表、詩の評論家として活躍。戦後安藤一郎、大和資雄らと「佐藤清全集」編集に協力した。他の著書に「ワーズワース研究」「ポウイス研究」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android