原小笠原庄(読み)はらおがさわらのしよう

日本歴史地名大系 「原小笠原庄」の解説

原小笠原庄
はらおがさわらのしよう

釜無川右岸の現櫛形町小笠原一帯に比定される。茅(かや)ヶ岳山麓の現明野(あけの)村一帯に比定される山小笠原(やまおがさわら)庄に対する称。康永三年(一三四四)一一月一二日の小笠原貞宗譲状案(勝山小笠原文書)に「甲斐国原小笠原庄」とみえ、小笠原貞宗が嫡子兵庫助政長に当庄ほかの所領を譲与している。一二世紀、加賀美(かがみ)(現若草町)に拠って釜無川右岸一帯に勢力を伸張させた甲斐源氏の加賀美遠光の次男長清は、小笠原に住して小笠原氏を称した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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