中巨摩郡(読み)なかこまぐん

日本歴史地名大系 「中巨摩郡」の解説

中巨摩郡
なかこまぐん

面積:三四四・二〇平方キロ(境界未定)
敷島しきしま町・竜王りゆうおう町・昭和しようわ町・玉穂たまほ町・田富たとみ町・八田はつた村・白根しらね町・若草わかくさ町・甲西こうさい町・櫛形くしがた町・芦安あしやす

県西部のほぼ中央に位置し、北は北巨摩郡・韮崎市、東は甲府市、南は東八代郡・西八代郡・南巨摩郡、西は長野県上伊那かみいな長谷はせ村。甲府市と北巨摩郡双葉ふたば町・韮崎市に挟まれる敷島町を除き、残りの町村は東西に延びる郡域東部の甲府盆地に集中し、西部の山地は芦安一村が占める。芦安村には白根三山の主峰きた(三一九二・四メートル)がそびえ、長野県境にかけては南アルプス国立公園の中核地帯である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報