共同通信ニュース用語解説 「原発の使用済み核燃料」の解説
原発の使用済み核燃料
原発で燃やし終わった核燃料で、長期間にわたって極めて強い放射線を出し続ける。政府は、全てを再処理してウランとプルトニウムを取り出し再び燃料として使う計画だが、青森県六ケ所村の再処理工場はトラブル続きで完成が遅れている。国内の原発敷地内では、計約1万8千トンを貯蔵プールや金属製容器(キャスク)に一時保管しているが、既に貯蔵容量の75%に達し、保管場所の確保が課題となっている。電力各社はキャスク保管に加え、プール内の燃料の間隔を狭めて貯蔵容量を増やす「リラッキング」などの対策を進めている。
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