厭い捨つ(読み)いといすつ

精選版 日本国語大辞典 「厭い捨つ」の意味・読み・例文・類語

いとい‐す・ついとひ‥【厭捨】

  1. 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙 不浄なものとして、嫌って捨てさる。
    1. [初出の実例]「四つの蛇(へみ)五つの鬼(もの)の集まれる穢き身をば伊止比須都(イトヒスツ)べし離れ捨つべし」(出典仏足石歌(753頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android